ヒンドゥー教とはどんなものか

ヒンドゥー教の文化
ヒンドゥー教は多神教の宗教であり神様がいっぱいいるので、とても歴史を語るには複雑な内容ばかりなのです。
広大なインドでは同じヒンドゥー教でも参拝のシステムも異なりますし、相手に挨拶する礼までもが異なります。
また仏教と違ってヒンドゥー教の文化は禁じられている食べ物も多く見受けられます。
そのためインドのレストランはほとんど牛肉が売られておりません。
主に多いのはカースト上位のあたりだと菜食主義の人たちなのだそうです。
またヒンドゥー教での名残にカースト制度での影響が残っているのが姓名を聞かれることなのだそうです。
姓名でカースト制度での身分がわかってしまうため、それを嫌うのだそうです。
そのためファーストネームやニックネームで受け答えするのが多いのです。
より深い食文化
基本的にヒンドゥー教徒は牛肉だけでなく、豚、魚介類、玉ねぎ、にら、らっきょう、卵、生ものなど食生活において主要な食材をほとんど好みません。
また異なるカーストの位置にいる人たちと一緒に食事をするのも好みません。
他にも頭は神の宿るところなので絶対に触ってはいけない、人と話すときの距離も細かく決められている、耳も神聖なものなので引っ張ってはいけないなど細かい戒律もたくさんあります。
もちろんアルコールなども口にしてはいけないものです。
しかし、ヤギやマトン、ラム、鶏肉は食しても問題はないのでそちらを食べるためのレストランも多く用意されています。
ラマダンという時期が来たら断食の始まりであり、断食にもいろんな種類があり肉を食べない、全くなにも食べないというような期間も用意されています。